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和食器のお手入れ方法は?日常的なお手入れやトラブル別対処法を解説

「和食器はどのようにお手入れをするの?」

「和食器のお手入れは難しいの?」


毎日の食卓で使う和食器。長く愛用したいからこそ、正しいお手入れの方法が気になりますよね。


一言で「和食器」と言っても、陶器や磁器などさまざまな種類があります。和食器の特徴を把握し、適切な方法でお手入れをすることが大切です。


そこでこの記事では、和食器の種類や日頃のお手入れ方法、そしてトラブル時の対処法をまとめてご紹介します。

この記事を読んで分かること

・和食器の4つの種類

・和食器を使う前には「目止め」が大切

・和食器の日常的なお手入れ方法

・【トラブル別】シミや臭い移りが起きたらどうする?


この記事を最後まで読めば和食器の適切なお手入れ方法が把握でき、長く愛用できるようになるはずです。


和食器はお手入れ次第で、シミやカビなどのトラブルを防げます。ぜひ、正しいお手入れ方法を身につけてみましょう。

1.和食器の4つの種類

和食器には、大きく分けて下記の4つの種類があります。

和食器の4つの種類

陶器

陶土と呼ばれる粘土を主原料とした焼き物

磁器

ガラス質を含む陶石が原材料とした焼き物

半磁器

陶石と陶土を混ぜ合わせて作る焼き物

炻器

鉄分の多い粘土を主原料とした焼き物


それぞれの特徴や簡単なお手入れ方法をまとめたので、ぜひ、チェックしてみてください。

1-1.陶器

陶器は、陶土と呼ばれる粘土を主原料とした焼き物です。手に持つと程よい重さがあり、温かみのある雰囲気が感じられます。実は国会議事堂の屋根は陶器の信楽焼で作られており、古くから日本の文化に深く関わっている焼き物でもあります。


陶器の大きな特徴は、保温性が高いところです。陶器は焼き締まりが弱く、空気を多く含んでいます。この空気が断熱材の役割を果たし、陶器自体が温まると一定の温度が維持できます。


また、陶器は熱伝導率が低いところもポイント。熱い飲み物を注いでも陶器の外側まで熱が伝わりにくいため、扱いやすくなっています。


一方で、急激な温度変化に弱いため、長時間や繰り返しの電子レンジ、オーブンの使用は避けたほうが無難です。


【陶器のお手入れのポイント】

陶器は表面に釉薬を塗っているものの吸湿性があるので、シミができやすいです。後ほどご紹介しますが使用前に目止めを行うこと、しっかりと乾燥させることが大切です。

陶器

原料

主に陶土

風合い

・不透明で暖かみの雰囲気

・叩くと鈍い音がする

特徴

・保温性が高い

・熱伝導率が低い

・急な温度変化に弱い

オーブン・電子レンジ

耐熱と記載されていない限り避けたほうが無難

主な和食器

瀬戸焼 唐津焼 美濃焼 信楽焼 萩焼


1-2.磁器

磁器は、ガラス質を含む陶石が原材料です。素地が白く発色が美しいので、絵付けや色絵などの表現が楽しめます。ガラスのような強度があるため、薄く作られることが多いです。


磁器は熱伝導率が高く、熱しやすく冷めやすい性質を持っています。陶器とは真逆の性質があると考えると分かりやすいでしょう。


磁器の魅力は、お手入れがしやすいところ。表面が滑らかで吸湿性がないため、汚れやシミが付着しにくく白さをキープしたまま愛用できます。


【磁器のお手入れのポイント】

磁器のお手入れは、比較的簡単です。使い始めと使用後は、食器用洗剤で洗います。洗い終わったら、カビが生えないようにしっかりと乾燥させましょう。

磁器

原料

主に陶石

風合い

・薄くて軽い

・素地が白く絵付けなどの発色がいい

・叩くと高い音がする

特徴

・保温性が低い

・熱伝導率が高い

・吸湿性がない

オーブン・電子レンジ

電子レンジの使用は可能だがオーブンは不可

主な和食器

有田焼、九谷焼、砥部焼、波佐見焼


1-3.半磁器

半磁器は、陶石と陶土を混ぜ合わせて作ります。透明感はなく、陶器のような温かみや柔らかさを感じられます。


半磁器は陶器より強度が高いため、扱いやすいところが特徴。原材料の密度も高く、磁器の持つ熱しやすく冷めやすい性質を引き継いでいます。


【半磁器のお手入れのポイント】

半磁器は陶器同様に、若干の吸湿性があります。後ほどご紹介しますが使用前に目止めを行うこと、しっかりと乾燥させることが大切です。

半磁器

原料

主に陶石と陶土

風合い

・不透明で暖かみの雰囲気
・磁器よりも土の質感を楽しめる

特徴

・陶器よりも強度がある
・陶器よりも保温性が低い
・若干吸湿性がある

オーブン・電子レンジ

電子レンジの使用は可能だがオーブンは不可

主な和食器

萬古焼


1-4.炻器

炻器(せっき)も、磁器と陶器の両方の性質を持つ焼き物です。原材料には主に鉄分の多い粘土を使用し、磁器と陶器の中間に当たる温度で焼き上げるところが特徴。


不透明で陶器のような温かみのある質感が印象的です。釉薬を塗らず仕上げて、素材感を活かすことも多いです。


【炻器のお手入れのポイント】

炻器は耐水性が高いため、陶器よりもお手入れがしやすいです。洗い終わったら、カビが生えないようにしっかりと乾燥させましょう。

炻器

原料

主に鉄分の多い粘土

風合い

・不透明で暖かみの雰囲気

特徴

・吸湿性が少ない

オーブン・電子レンジ

電子レンジやオーブン使用ができる場合が多い

主な和食器

備前焼・信楽焼・万古焼

2.和食器を使う前には「目止め」が大切

和食器の中でも陶器や半磁器を使う前には、目止めが必要です。陶器や半磁器など表面に凹凸があり吸湿性のある和食器は、汚れや水分が染み込みやすいです。


使用していくうちに凹凸に汚れが入り込むと、変色やシミの原因に。そこで、使用前に目止めをしてに表面をコーティングすることで、大切な和食器を長く愛用できます。


目止めをするべき和食器なのか迷った場合は、和食器の購入店に確認してみるといいでしょう。

【目止めの準備】

・和食器が浸かる大きさの鍋

・米のとぎ汁(ない場合は小麦粉、片栗粉で代用)


【目止めの手順】

①お鍋に米のとぎ汁を注いで、和食器を浸します。米のとぎ汁を使用するのは、お米のデンプンが和食器の表面にある凹凸に入り込み、穴を塞ぐ役割をするからです。

米のとぎ汁がない場合は、同じデンプン質の小麦粉や片栗粉をお湯に溶かして代用します。


②お鍋を火にかけて、ゆっくりと温度を上げていきます。強火で一気に沸騰させるとひび割れの原因となるので、必ずゆっくりと温度を上げていきましょう。


③沸騰する手間で弱火にして、15~20分ほど煮沸消毒をします。このときも高温になり過ぎるとひび割れの原因となるので、弱火でゆっくりと温めてください。


④15~20分ほど経過したら火を止めて、鍋のまま冷まします。半日ほどそのまま放置するのが目安です。


⑤しっかりと冷えたら和食器を取り出して、お湯で洗います。ぬめりが取れるまで、丁寧に洗いましょう。


⑥最後に、和食器についている水分を拭き取りしっかりと乾燥さえれば目止めの完了です。とても簡単な方法で目止めができるので、和食器を購入したら使用する前にチャレンジしてみてください。

3.和食器の日常的なお手入れ方法

ここでは、和食器の日常的なお手入れ方法をご紹介します。


和食器を長く使用するには、日頃のお手入れがとても重要です。どのようにお手入れをすればいいのか、ぜひ参考にしてみてください。

3-1.手洗いの方法

和食器を手洗いするときは、柔らかいスポンジで汚れを落とします。汚れが少ない場合は、洗剤をつけないでお湯だけで洗い流しましょう。


汚れが付着している場合は食器用の中性洗剤を使い、洗剤の成分が残らないように丁寧に洗い流してください。


和食器を水に浸したまま、汚れがついたまま放置をするのは厳禁。シミやカビの原因となります。和食器を使い終わったら、できるだけ早く洗うようにしましょう。

3-2.食器洗浄機を使う場合

和食器は食器洗浄機を使うことはできますが、適切なお手入れの方法としてはおすすめできません。それは、次の2つの理由があるからです。


①揺れや食器同士の接触による破損

食器洗浄機の高水圧により和食器が揺れて、破損することがあります。また、食器洗浄機内は他の食器との接触しやすく、ひび割れや破損につながる可能性があります。


②水分によるトラブル

食器洗浄機内は水に触れている時間が長いので、シミや破損の原因につながることがあります。


大切な和食器を長く使うためにはできるだけ食器洗浄機は避けて、手洗いでお手入れをするようにしましょう。

3-3.和食器を乾燥させる方法

和食器を洗ったら、和食器に付着している水分を布巾で拭き取ります。水分が残っていると、カビやシミの原因となります。


どんぶりや茶碗など深みのある和食器は、中までしっかりと乾燥させるために高台を上にして置きます。箸や布巾をかませて斜めにすると、内側まで風が通りやすくなります。


和食器を速く乾燥させたいからといって、食器乾燥機を使用するのは避けたいところ。急激な過度の乾燥はひび割れにつながるため、風通しのいい場所でゆっくりと乾燥させてください。

3-4.和食器を長く使うための保管方法

和食器は、湿気が低く風通しのいい場所で保管します。扉付きの食器棚に収納すると湿気が溜まりやすいため、定期的に換気をするようにしてください。


和食器を重ねて保管するときは、和食器と和食器の間に紙や布巾を挟むと傷や湿気が防げます。


また、和食器を長期間保管する場合は、事前に風通しのいい場所で天日干しをするのがおすすめです。その後に、和食器全体を紙や布巾で包むと湿気を防ぎながら保管できます。


4.【トラブル別】シミや臭い移りが起きたらどうする?

和食器を使用していると「シミができた!」「カビが生えてしまった」などのトラブルが起こることがあります。軽度なトラブルなら、家庭で簡単に対処ができます。


ここでは、和食器に起こりやすいトラブル別の対処法をまとめて解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。

4-1.シミができた場合

和食器にできたシミは、経年変化がもたらす味として捉えることができます。どうしても気になる場合は、下記の方法を試してみてください。


・食器用漂白剤を使用してシミを落とす(食器用漂白剤が使用できる和食器に限ります)

・茶渋やコーヒー、紅茶のシミは、大さじ1杯分ほどの塩をつけて洗う

・お鍋にお湯を注ぎ和食器を浸して煮沸消毒をする


シミを落とすときに強く擦ると傷やひび割れにつながるので、優しく擦り落ちそうか試してみてください。


4-2.臭いが移った場合

和食器に食べ物や飲み物の臭いが残る場合は、煮沸消毒が効果的です。お鍋にお湯を注ぎ和食器を浸し、弱火でゆっくりと煮沸消毒をしましょう。


湯吞や茶碗など深さがある和食器は、お湯を注いで電子レンジで加熱をして煮沸消毒をする方法もあります。この方法は和食器が電子レンジに対応しているか確認をしてから、行うようにしてください。


煮沸消毒の他には重曹を溶かしたお湯に和食器を半日~1日浸す方法や、少量の酢をお湯に溶かして注ぐ方法もあります。挑戦しやすい方法で、試してみましょう。

4-3.カビが生えた場合

和食器にカビが生えたところを見ると、ビックリする人も多いかと思います。そもそも空気中には、カビの原因となる菌が漂っています。


和食器に水気や食材のカス、洗剤のカスなどが付着したままになっていると、それらをエサとして繫殖し結果的に和食器にカビが生えてしまうのです。


和食器にカビが生えないようにするには「3.和食器の日常的なお手入れ方法」を守ることが何よりも大切ですが、カビが生えてしまったときには煮沸消毒をしてみましょう。


お鍋にお湯を注ぎ和食器を浸し、弱火でゆっくりと熱します。高温で熱し続けることで殺菌につながります。


また、食器用漂白剤が使用できる和食器の場合は、食器用漂白剤を溶かした水に30分ほど浸すのも一つの方法です。煮沸や食器用漂白剤での消毒の後は、風通しのいい場所でしっかりと乾燥させてください。

4-4.欠けてしまった場合

愛用している和食器が何らかの原因で欠けてしまった場合、何とか継続して使える方法はないか気になりますよね。


飲み口が欠けた、皿の隅が欠けたなど和食器が小さく欠けた場合は、ケガをしないように100番程度のやすりで削ります。欠けている部分が小さい場合は、この方法でも目立たなくなるでしょう。


「二つに割れてしまった」「大きくひびが入った」などダメージが大きい場合は、金継ぎ(きんつぎ)がおすすめです。


金継ぎとは、室町時代頃から伝わる伝統的な修復技術です。和食器の割れてしまった部分をうるしで繋いで繕います。金継ぎの手順は、下記のとおりです。

①うるしで作った接着材で、和食器の破片をつなぐ

②接着材で繋いだ部分にさらにうるしを塗り隙間を完全に埋める

③和食器の割れ目に沿ってうるしでラインを描く

④うるしが乾く前に金粉をまぶして装飾をする


金継ぎの最大の魅力はただ割れた部分を修復するのではなく、割れた部分に装飾を施し傷すら趣に変えてしまうところです。


和食器の割れ目は金紛で彩られるため、個性として引き立ちます。また、うるしで割れ目をしっかりと塞ぐと、カビやひび割れなどの二次被害が防げます。


「自分で金継ぎはできるの?」と不安に感じた人もいるでしょう。いとをかしでは「生涯破損保証サービス」を導入しています。


大切な和食器を長く愛用していただくために、いとをかしの和食器には下記の保証が備わっています。

1.割れた器を金継ぎで直す

2.割れた器を買取る


和食器が割れてしまっても破片と和食器を送付すると、その都度プロの手で金継ぎをしてお戻しをします。


和食器の破損が大きく金継ぎが難しい場合は、買取を検討することも可能です。和食器は、メンテナンス次第で長く愛用できます。毎日を彩る和食器と長く暮らせるよう、精一杯サポートをいたします。


詳しくは、いとをかしの「生涯破損保証サービス」をご覧ください。

 

5.まとめ

和食器は適切なお手入れをすることで、カビやひび割れ、シミを防ぎながら使用することができます。


とくに、陶器や半磁器など水分や汚れが染み込みやすい和食器は、目止めと毎日のお手入れが重要です。


今回ご紹介したお手入れ方法を参考に、適切な方法で和食器のお手入れができるようになりましょう。