メタディスクリプション: 金継ぎの費用相場は3,000円〜20,000円。破損状況別の料金目安、費用を左右する3つの要素、そして安く依頼する方法を徹底解説。無料で金継ぎできる方法もご紹介します。
はじめに
「金継ぎってどれくらいかかるの?」
大切な器が割れてしまい、金継ぎを検討している方が最初に気になるのが費用ではないでしょうか。
インターネットで調べると「数千円〜数万円」と幅が広く、実際のところどれくらいかかるのか分かりにくいですよね。
料理人として長年厨房に立ってきた私たちは、器の修復にも何度も向き合ってきました。
「費用が不安で依頼に踏み切れない」というお客様の声を多くいただいてきた経験から、費用の相場と賢い依頼方法をわかりやすくお伝えします。
いとをかし編集部が、金継ぎの費用について知っておくべきことをすべて解説します。
金継ぎの費用相場
金継ぎの費用は、破損の程度・器のサイズ・依頼先の3つで大きく変わります。
まずは基本的な相場から把握しておきましょう。
破損状況別の費用目安
小さな欠け(1〜2箇所)
費用目安: 3,000円〜5,000円
最も軽度な破損です。欠けた部分を漆で埋め、金粉で仕上げます。
作業工程が少ないため、費用は比較的抑えられます。
ひび割れ(1本)
費用目安: 4,000円〜8,000円
ひびに沿って漆を入れ、金で装飾します。
ひびの長さによって費用が変動します。
2〜3ピースに割れた
費用目安: 6,000円〜12,000円
破片を丁寧に接着し、継ぎ目を金で仕上げます。
破片の数が増えるほど、作業時間と費用が増えます。
粉々に割れた(5ピース以上)
費用目安: 10,000円〜20,000円
多くの破片を丁寧に組み合わせるため、高度な技術と時間が必要です。
器のサイズによる違い
器のサイズによっても費用は変わります。
小さな器(豆皿・箸置きなど)は比較的安価ですが、大きな器(大皿・丼など)は作業面積が増えるため費用が上がる傾向があります。
同じ「1箇所の欠け」でも、丼と豆皿では費用が異なることを覚えておきましょう。
依頼先別の費用の目安
| 依頼先 | 費用目安 |
|---|---|
| 金継ぎ専門工房 | 5,000円〜20,000円 |
| 陶芸教室・工芸スクール | 3,000円〜10,000円 |
| オンライン修理サービス | 4,000円〜15,000円(送料別) |
| 和食器ショップの保証サービス | 無料〜5,000円 |
費用を左右する3つの要素
なぜ同じ「欠け1箇所」でも費用が変わるのか。
その理由を知ることで、見積もりが適正かどうか判断できるようになります。
1. 破損の程度
最も大きな費用要因です。
欠けが1箇所なのか、粉々に割れているのかで作業時間が大きく変わります。
また、破損が複数箇所にわたる場合は、それぞれの修復が必要なため費用が積み上がります。
2. 使用する素材
本金(純金粉)を使用
費用は高くなりますが、美しい仕上がりと高い耐久性が得られます。
食器として長く使い続けたい場合は、本金がおすすめです。
真鍮粉・銀粉を使用
金に比べて安価ですが、経年変化で色味が変わることがあります。
観賞用に使う場合は選択肢の一つです。
簡易金継ぎ(合成漆+金色粉)
最も安価ですが、食器として使用する場合は素材の安全性を必ず確認してください。
3. 依頼先の技術・ブランド力
職人の経験年数や工房のブランド力によっても費用は変わります。
有名な職人や受賞歴のある工房は費用も高めになる傾向がありますが、その分仕上がりへの信頼性も高いです。
「安すぎる」見積もりには注意
あまりにも安い見積もりが出た場合は、使用素材や技術の質を必ず確認することをおすすめします。
合成漆や低品質な素材を使用している可能性があるため、食器として使うなら妥協しないことが大切です。
金継ぎ費用を安く抑える3つの方法
費用を少しでも抑えたい方のために、有効な3つの方法をご紹介します。
ただし、安さだけを追求して品質を落とさないよう、バランスを大切にしてください。
方法1: 複数の依頼先に見積もりを取る
同じ器でも、依頼先によって費用が大きく異なります。
写真を送るだけで概算を教えてくれる工房も多いので、2〜3か所に見積もりを依頼して比較しましょう。
費用だけでなく、使用素材や対応の丁寧さも含めて総合的に判断することをおすすめします。
方法2: まとめて複数の器を依頼する
複数の器を同時に依頼すると、割引してもらえる場合があります。
「実は他にも直したい器がある」という場合は、まとめて相談してみましょう。
一度に搬送・返送する手間も省けるため、工房側にもメリットがあります。
方法3: 観賞用なら簡易金継ぎを選ぶ
食器として使わない観賞用の器であれば、簡易金継ぎという選択肢もあります。
合成漆を使った簡易的な方法は費用が安く、仕上がりも比較的早いです。
ただし、食器として使用する場合は必ず本漆での修復をお選びください。
実は無料で金継ぎできる方法がある
「費用を抑える」どころか、無料で金継ぎができる方法があります。
ここでは、いとをかしの生涯破損保証についてご紹介します。
いとをかしの生涯破損保証
当店「いとをかし」では、ご購入いただいたすべての和食器に生涯破損保証をお付けしています。
無料金継ぎ修復
割れた器を無料で金継ぎ修復いたします。
職人が一つひとつ丁寧に修復し、新たな美しさを加えてお届けします。
返送時の送料は当店負担
お客様の負担を最小限に抑えながら、安心してご利用いただけます。
買取・リメイクサービス
修復が難しい場合や、器が不要になった場合は買取も可能です。
破片を箸置きやアクセサリーに加工することもできます。
「いつか割れるかも」という不安なく、大切な器を毎日の食卓でお使いいただけます。
いとをかしの商品一覧はこちら →
よくある質問(FAQ)
Q. 金継ぎの費用は事前に確定できますか?
写真を送れば概算の見積もりをもらえる工房が多いですが、実際に器を見てからでないと確定できない場合もあります。
正式依頼前に必ず見積もりを取ることをおすすめします。
Q. 追加費用が発生することはありますか?
修復中に予想外の破損が見つかった場合など、追加費用が発生することがあります。
事前に「追加費用が発生する場合は連絡してほしい」と伝えておくと安心です。
Q. 金継ぎの費用は分割払いできますか?
工房によって対応が異なります。高額になる場合は事前に確認してみましょう。
Q. 費用を比較するときのポイントは?
費用だけでなく、使用素材(本漆かどうか)・実績・アフターフォローを合わせて確認することが大切です。
安さだけで選ぶと、後悔する場合があります。
Q. 金継ぎした器は何年くらい持ちますか?
本漆を使った金継ぎは、適切にお手入れすれば数十年以上持つとされています。
急激な温度変化を避け、やさしく手洗いすることが長持ちのコツです。
まとめ
金継ぎの費用相場は、破損状況によって3,000円〜20,000円と幅があります。
費用を左右する主な要素は「破損の程度」「使用する素材」「依頼先」の3つです。
費用を抑えるためには複数見積もり・まとめ依頼・簡易金継ぎ(観賞用のみ)が有効です。
そして最もお得な方法は、最初から生涯破損保証付きの器を選ぶこと。
いとをかしでご購入いただいた器は、何度割れても無料で金継ぎ修復いたします。
大切な器との長いお付き合いを考えれば、最初の一枚から保証付きを選ぶことが賢い選択です。
いとをかしの生涯破損保証についてはこちら →
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いとをかし編集部は、元料理人のメンバーを中心に、器と食の関係を深く探求しながら伝統工芸品の魅力を発信しています。「器は料理を魅せる舞台であり、すべてが揃って初めて完成する」という思いを大切に、日本各地の産地を訪れ、職人との対話を重ねてきました。本物の器が食卓にもたらす豊かさを、ひとりでも多くの方に届けたいと考えています。