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食器の買取方法|高く売るコツ・おすすめ業者・査定のポイントを元料理人が解説

「引越しで食器を整理したいけど、捨てるのはもったいない」「故人の遺品に高そうな器があるけど、価値が分からない」――そんな悩みを抱えている方は少なくありません。

私たちいとをかし編集部は、元料理人として長年器と向き合ってきました。その経験から断言できるのは、価値ある食器は正しい方法で売れば驚くほど高値がつくということです。一方で、方法を間違えると本来の価値の10分の1以下でしか売れないことも珍しくありません。

この記事では、食器の買取方法をリサイクルショップ・フリマアプリ・専門業者の3つに分けて徹底比較し、高く売るためのコツと査定で見られるポイントを解説します。

食器を売りたいときの選択肢

食器を売りたいときの選択肢 和食器

食器を手放す方法は大きく分けて買取・フリマアプリ・寄付・処分の4つがあります。断捨離や引越し、遺品整理など手放す理由はさまざまですが、有名産地の器や作家ものの器は買取に出すことで想像以上の値がつくことがあります。

ここではそれぞれの方法の特徴と、どんな人に向いているかを見ていきましょう。

リサイクルショップ・骨董店への持ち込み

最も手軽な方法が、近くのリサイクルショップや骨董店に直接持ち込む方法です。その場で査定してもらえるため、即日現金化できるのが最大のメリットです。

ただし注意点もあります。一般のリサイクルショップでは食器の専門知識を持つスタッフが少なく、有田焼や九谷焼などの産地ものの価値を正しく判断してもらえないケースがあります。作家ものの器や骨董品を売る場合は、工芸品を専門に扱う骨董店を選びましょう。

フリマアプリ(メルカリ・ヤフオク)

メルカリやヤフオクなどのフリマアプリは、自分で販売価格を設定できるため、相場より高く売れる可能性がある方法です。特にブランド食器やセットものは需要が高く、即売れすることも珍しくありません。

一方で、写真撮影・商品説明の作成・梱包・発送といった手間がかかります。食器は割れ物のため梱包材の準備と丁寧な包装が必須で、送料も考慮に入れる必要があります。手数料は売上の10%前後が一般的です。

専門の食器買取業者

食器・陶磁器に特化した買取業者は、正確な査定と適正価格での買取が期待できる方法です。出張買取・宅配買取に対応している業者も多く、大量の食器をまとめて売りたい場合に便利です。

査定料・出張料・送料が無料の業者も増えており、複数業者に見積もりを依頼して比較するのが高値で売るための基本戦略です。

買取方法の比較表

方法 手軽さ 買取価格 専門性 向いている人
リサイクルショップ 高い 低め 低い すぐに現金化したい人
フリマアプリ 低い 高め 自分次第 手間をかけて高く売りたい人
専門買取業者 中程度 適正 高い 産地もの・作家ものを持つ人

高く売れる食器の特徴

高く売れる食器の特徴 和食器

すべての食器が高値で売れるわけではありません。買取業者が特に高く評価するのは、以下のような特徴を持つ食器です。元料理人としてさまざまな産地の器を見てきた経験から、価値が認められやすい器の共通点をお伝えします。

有名産地の器

有田焼・九谷焼・益子焼・輪島塗・京焼・清水焼など、伝統工芸品に指定されている産地の器は安定した需要があります。特に有田焼の「柿右衛門」「今右衛門」や、九谷焼の「吉田屋風」など、産地を代表するブランドは高値がつきやすい傾向にあります。

著名作家・人間国宝の作品

人間国宝(重要無形文化財保持者)の作品や、著名な陶芸作家の器は数万円から数十万円の値がつくことがあります。作品の裏面(高台内)に刻まれた作家の銘を確認しましょう。共箱(作家名入りの木箱)があれば、さらに査定額が上がります。

骨董・アンティーク

古伊万里・古九谷・古瀬戸など、江戸時代以前の古陶磁は骨董品として高い価値を持ちます。希少性と歴史的価値が認められるため、状態が良ければ数十万円以上になるケースもあります。

未使用品・箱付き・セットもの

デパートの贈答品やギフトセットなど、未使用で箱が残っている食器は査定額が大きく変わります。セットものは揃っている方が価値が高く、5客セットのうち1客が欠けているだけで査定額が半分以下になることもあります。

食器を高く買い取ってもらう5つのコツ

食器を高く買い取ってもらう5つのコツ 和食器

同じ食器でも、売り方次第で買取額は大きく変わります。私たちが長年器を扱ってきた経験をもとに、少しの工夫で査定額が上がる5つのコツをご紹介します。

コツ1: 汚れを落として綺麗な状態にする

査定前に食器をきれいに洗い、乾燥させておきましょう。茶渋やシミは重曹を溶かしたぬるま湯に30分ほどつけ置きすると落ちやすくなります。ただし、骨董品は無理にこすると価値が下がることがあるため、やさしく扱いましょう。

コツ2: 箱・説明書・証明書を揃える

共箱(作家名入りの木箱)・栞・説明書・鑑定書があれば必ず一緒に持ち込みましょう。共箱があるだけで査定額が2倍以上になることもあります。購入時のレシートや包装紙も残っていれば添えると良いでしょう。

コツ3: 複数業者に査定を依頼する

一社だけの査定で決めず、最低3社以上に見積もりを取ることをおすすめします。業者によって得意分野が異なり、同じ器でも査定額に数倍の差がつくことは珍しくありません。出張買取や宅配買取なら複数社への依頼も手間がかかりません。

コツ4: 食器の専門知識がある業者を選ぶ

一般のリサイクルショップより、陶磁器・工芸品を専門とする買取業者の方が正しい価値を見抜いてくれます。「和食器専門」「骨董品専門」と明記している業者を優先的に選びましょう。

コツ5: 売る時期を見極める

引越しシーズン(3月・9月)や年末の大掃除時期は買取依頼が増え、業者も在庫を抱えやすくなります。需要が落ち着く時期(5月〜7月)に売る方が、丁寧に査定してもらえる傾向があります。

買取に出す前の注意点

買取に出す前の注意点 和食器

買取に出す前に、いくつか知っておきたい注意点があります。事前に把握しておくことで、トラブルを防ぎ、スムーズに取引を進められます。

欠け・ひびがある器の扱い

欠けやひびがある器は、査定額が大幅に下がるか、買取不可になることがほとんどです。ただし、骨董品や希少な作家ものは状態に関わらず値がつくこともあるため、まずは専門業者に相談してみましょう。

金継ぎ修繕した器について

金継ぎで修繕された器は「一度割れた器」として扱われ、買取不可とする業者が多いのが現状です。しかし、著名な金継ぎ師が手がけた修繕品や、骨董品に施された歴史ある金継ぎは、むしろ価値が上がるケースもあります。

日常使いの量産品について

100円ショップやホームセンターで購入した量産品は、残念ながら買取対象外となる場合がほとんどです。ただし、北欧ブランド(イッタラ、アラビア)や洋食器ブランド(マイセン、ロイヤルコペンハーゲン)の量産品は需要があります。

よくある質問(FAQ)

よくある質問(FAQ) 和食器

Q. 食器の買取価格の相場はどのくらいですか?

産地やブランドにより大きく異なります。一般的な有田焼のセットで3,000円〜1万円、人間国宝の作品で5万円〜50万円、古伊万里の名品で10万円〜100万円以上になることもあります。

Q. 裏に名前や印が入っている食器は高く売れますか?

器の裏面(高台内)に入っている銘は、作家名や窯元名を示しています。有名作家の銘が入っていれば高値が期待できます。判別が難しい場合は、写真を撮って専門業者に問い合わせてみましょう。

Q. 出張買取と宅配買取はどちらが良いですか?

量が多い場合は出張買取が便利です。数点だけなら宅配買取が手軽ですが、梱包時の破損リスクがあります。高価な器は出張買取で、その場で状態を確認してもらうのが安心です。

Q. 買取業者に依頼するときの流れは?

一般的な流れは、電話・Web申し込み → 査定日の決定 → 査定(出張or宅配) → 金額提示 → 合意すれば即日入金です。キャンセル料無料の業者を選べば、納得いかない査定額の場合に断ることもできます。

いとをかしが選ばれる理由

いとをかしが選ばれる理由 和食器

いとをかしは「器は料理の着物」という哲学のもと、日本各地の産地から厳選した器をお届けするセレクトショップです。買取で手放すのではなく、新しいお気に入りの器を迎えるという選択肢もぜひご検討ください。

当店の大きな特徴は生涯破損保証です。購入いただいた器が万が一割れてしまっても、無料で金継ぎ修理いたします。金継ぎとは、割れた器を漆と金で修復する日本の伝統技法です。割れてしまった器も新たな美しさとともに蘇ります。

元料理人の目線で実際に料理を盛りつけて選んだ器を、産地直送でお届けします。器の買い替えや新しい器との出会いをお探しの方は、ぜひご覧ください。

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まとめ:大切な食器を適正価格で手放すために

まとめ:大切な食器を適正価格で手放すために 和食器

食器の買取で後悔しないためのポイントをまとめます。

  • 有名産地・作家もの・骨董は専門の買取業者に依頼する
  • 箱・証明書を揃え、綺麗な状態で査定に出す
  • 最低3社以上に査定を依頼して比較する
  • 欠け・ひびがあっても、希少品なら専門業者に相談する
  • フリマアプリは手間をかけられる人に向いている

大切にしてきた食器を手放すのは寂しいものですが、正しい方法で売れば器の価値は次の持ち主に引き継がれます。まずは複数の専門業者に査定を依頼するところから始めてみましょう。

新しい器との出会いをお探しなら、産地直送・生涯破損保証つきの当店もぜひご検討ください。

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いとをかし編集部は、元料理人のメンバーを中心に、器と食の関係を深く探求しながら伝統工芸品の魅力を発信しています。

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