2026 年 5 月 — 立夏のしるべ
青嵐に、香袋を一つ
青葉の匂いが街を抜けていく頃、ふと手に取ったのは去年仕舞っておいた香袋でした。 白檀と丁子と、ほんのわずかな桂皮。蓋を開けたとたん、夏のはじまりの記憶が立ち上がるようで、 お客様にもこの季節の香りを一つ、お手元にお迎えいただきたく …
TEGAMI
これまで、これからの、季節のしるべ。
月にいくつか、いとをかしから小さなお便りをお送りしています。
2026 年 5 月 — 立夏のしるべ
青葉の匂いが街を抜けていく頃、ふと手に取ったのは去年仕舞っておいた香袋でした。 白檀と丁子と、ほんのわずかな桂皮。蓋を開けたとたん、夏のはじまりの記憶が立ち上がるようで、 お客様にもこの季節の香りを一つ、お手元にお迎えいただきたく …
2026 年 3 月 — 啓蟄の便り
春の雨上がり、土の匂いがほのかに立つ朝に、新しい筆をおろしました。 墨を含ませた瞬間の、紙の上に滲む一拍。あの間合いが、これからの便りに乗せられたら …
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