いとをかしでご購入いただいた和食器は「割れたらそれでお終い」ではありません。
生涯を通して長く愛用していただくため、いとをかしの商品には２つの生涯破損保証が備わっています。

「割れたから捨てる」
「最近ずっと使ってない」
「使っていないけれど、捨て方が分からず放置している」

そんな「もったいない」というお悩みにお応えするため、一つの和食器をいろいろな形で使い続けられる仕組みをご用意することで、限りある資源を最大限循環させ、大量生産・大量消費・大量廃棄のサイクルから脱却し、環境負荷の少ないサステナブルな社会の実現に寄与いたします。

金継ぎとは、室町時代頃から伝わる伝統的な修復技術です。和食器の割れてしまった部分をうるしで繋いで繕います。金継ぎの手順は、下記のとおりです。

• うるしで作った接着材で、和食器の破片をつなぐ
• 接着材で繋いだ部分にさらにうるしを塗り隙間を完全に埋める
• 和食器の割れ目に沿ってうるしでラインを描く
• うるしが乾く前に金粉をまぶして装飾をする

金継ぎの最大の魅力はただ割れた部分を修復するのではなく、割れた部分に装飾を施し傷すら趣に変えてしまうところです。

和食器の割れ目は金紛で彩られるため、個性として引き立ちます。また、うるしで割れ目をしっかりと塞ぐと、カビやひび割れなどの二次被害が防げます。