ABOUT THIS PIECE
この器について
産地や技法から、合う料理・レシピまで——この一枚のことを、じっくりご紹介します。
結晶釉が描く唯一無二の景色を、手のひらで包むタンブラー。陶あんが独自に確立した焼成技術により、ひとつとして同じ模様のない結晶が器の表面に咲きます。熱が伝わりにくい陶器の特性が、温かい飲み物も冷たい一杯もゆっくり楽しませてくれます。
COLUMN / 器の物語
窯の中で結ぶ空の結晶
結晶釉の歴史は、中国北宋期に偶然生まれた焼き物に遡るとされています。当時は再現が極めて難しく、長い間「幻の釉薬」とも呼ばれてきました。現代においても焼成中の熱量管理は他の釉薬と比較にならないほど繊細です。
本品を手がける陶あんは、窯内を「段」ごとに温度制御する独自の焼成窯を開発。気候や工房の湿度まで計算に入れ、不安定な結晶釉と向き合い続けています。口元を薄く削り込む仕上げが、素朴でありながら繊細な佇まいを生み出しました。


PAIRING / 料理との相性
湯気と冷気を包む器
煎茶、ほうじ茶、冷酒、食後のデザートドリンクまで、コンパクトな直径75㎜のタンブラーは飲み物の器として万能です。陶器ならではの断熱性があるため、温かいものは冷めにくく、冷たいものは結露しにくいのが日常使いの利点。来客時のおもてなしにも、結晶釉の一点ものの表情が会話のきっかけになります。
元料理人のひと皿レシピ
材料(2人分): 枝豆(茹で・さやから出す)100g、だし汁150ml、豆乳50ml、塩少々、すりおろし生姜ひとかけ分
作り方
1. 茹でた枝豆をだし汁と合わせ、ミキサーで滑らかに撹拌する。
2. 豆乳を加えて混ぜ、塩で味をととのえ、冷蔵庫で1時間冷やす。
3. Tumbel そらに注ぎ入れ、中央にすりおろし生姜をそっとのせる。結晶釉の表面に浮かぶ淡緑のすり流しが、涼やかな一杯になる。
この器のQ&A
食洗機は使えますか?
申し訳ありませんが、食洗機はご使用いただけません。結晶釉の繊細な表面を守るため、柔らかいスポンジでの手洗いをお願いいたします。
電子レンジで温め直しはできますか?
はい、電子レンジでご使用いただけます。陶器のため、長時間の加熱は器自体が熱くなりますので、取り出す際はご注意ください。
この器も生涯破損保証つき。割れても無料で金継ぎ修復します。金継ぎ・保証について →
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