「いとをかし」とは?器と料理の美学を大切にする和食器専門店
「いとをかし」という言葉に、どんなイメージを持ちますか?
清少納言の『枕草子』から生まれたこの古語は、「とても趣がある・心が動かされる」という意味を持ちます。私たちいとをかしは、その言葉に宿る感性──器と料理が出会ったとき、心が静かに動かされる瞬間──を大切にしながら、日本各地の産地から本物の手仕事品を厳選するセレクトショップです。
この記事では、「いとをかし」という言葉の意味と当店が生まれた背景、器を選ぶ哲学、そして安心してお使いいただけるサービスをご紹介します。
「いとをかし」とは?古語に宿る日本の美意識
私たちがこのショップ名を選んだのは、器と料理をめぐる感性が、この古語の世界観と深く重なっていると感じたからです。まずは「いとをかし」という言葉そのものを紐解いてみましょう。そこから、私たちの器への想いが自然と浮かび上がってきます。
清少納言が愛した「をかし」の感性
「いと」は「とても・非常に」を意味する副詞、「をかし」は「趣がある・興味深い・心が動かされる」という形容詞です。清少納言が『枕草子』の冒頭で四季の移ろいを描いたとき、その言葉の底には日常の中にひそむ美しさへの気づきがありました。
春の夜明け、秋の夕暮れ──特別でも珍しくもない、ごく普通の景色に美しさを見つける感性こそが「をかし」です。私たちはその感性を、現代の食卓へと受け継ぎたいと思っています。
セレクトショップ「いとをかし」が大切にしていること
当店の編集部の中心には、元料理人のメンバーがいます。長年厨房に立つ中で育まれた器への哲学はシンプルです。
「器は、それだけでは完成しない。中に入る料理や飲みものを美しく魅せるためにある。料理があって、器がある。器があって、料理が引き立つ。すべてが揃って初めて、器としても、料理としても完成する。」
どれほど美しい器でも、それ単体では表現の舞台にすぎません。料理を盛ったとき初めて、器は「いとをかし」と感じられる存在になるのです。
産地直送で届く、本物の手仕事品
日本には、何百年もの歴史を持つ焼きものの産地が各地にあります。当店では実際に産地を訪れ、職人の手元を見て、料理を盛りつけて確かめた器だけをセレクトしています。「良い器」の基準は、元料理人である私たちの「料理を引き立てるか」という一点です。以下では、産地ごとの個性と当店の選び方をご紹介します。
波佐見焼・有田焼・吉田焼──産地が育てた器の個性
400年の歴史を持つ波佐見焼は、日用の器として磨かれた実用美が持ち味です。料理を盛ると、染付の青や繊細な文様が食材の色を自然に引き立てます。古染十草 お茶碗 波佐見焼は、毎日の朝食のために作られたような素朴さと品格を兼ね備えた一枚です。炊きたてのご飯を盛ると、染付の青がご飯の白さを際立たせてくれます。
有田焼は、精巧な絵付けと白磁の美しさが特徴。キャメル掛け分け 八角大鉢 有田焼は、煮物や和え物を盛ったときの品格が際立ちます。吉田焼は温かみある質感で手にしっくりなじむ器。各産地の食器ブランドについて詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
元料理人が確かめた「使いやすさ」という基準
見た目の美しさだけで器を選ぶことはありません。手に持ったときの重さ、口当たり、収納のしやすさ──これらを実際に確かめてからセレクトしています。
ワラ白釉 丸マグカップ 波佐見焼 ホワイトは、持ち手の形状と飲み口のなめらかさを何度も試した一点です。朝のコーヒーにも夜のお茶にも自然に馴染みます。
食卓を彩る小皿としては、キャメル釉 しのぎ 豆皿 有田焼 キャメルのような豆皿がおすすめです。薬味や漬物をちょこんと盛るだけで、食卓がぐっと引き締まります。
いとをかしが選ばれる理由
当店がほかのセレクトショップと大きく異なるのは、器を「買って終わり」にしないことです。購入後のサポートにも、私たちの器への哲学が表れています。当店ならではの強みを、以下にご紹介します。
生涯破損保証──割れても、また手元に戻る安心感
いとをかしで購入した器が割れた場合、無料で金継ぎ修理を承ります。器は消耗品ではなく、長く使い続けるものだという考えがこのサービスの根底にあります。
金継ぎとは、割れや欠けを漆で接着し、継ぎ目を金で仕上げる日本の伝統修復技術です。修復された器には、割れる前にはなかった金の線という新たな表情が生まれます。傷を隠すのではなく、器の歴史として美しく昇華させる──これが金継ぎの本質です。金継ぎの費用や詳しい手順はこちらでご確認いただけます。
元料理人の視点という差別化
当店の器選びは、すべて「実際に料理を盛りつける」という工程を経ています。産地の展示会やカタログだけで選ぶのではなく、厨房での経験を持つメンバーが実際に食材を盛って確かめた器だけをお届けしています。
「煮物を盛ったとき、縁の色が食材を引き立てるか」「汁物を注いだとき、口当たりが心地よいか」──そうした問いを持ちながら選んだ器は、日常の食卓で本当の力を発揮します。
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よくある質問
いとをかしについてよく寄せられるご質問にお答えします。
Q. いとをかしはどんなお店ですか?
いとをかしは、元料理人のメンバーが「料理を引き立てる器」の視点で日本各地の産地から厳選した和食器セレクトショップです。波佐見焼・有田焼・吉田焼など産地直送の本物の手仕事品を取り扱っています。
Q. 生涯破損保証とはどのようなサービスですか?
いとをかしで購入した器が割れた場合、無料で金継ぎ修理を承るサービスです。割れた器を漆と金で修復し、新たな表情を持つ器として手元にお戻しします。大切な器を長く使い続けていただけます。
Q. 金継ぎとはどのような修復方法ですか?
金継ぎは、割れや欠けた陶器を漆で接着し、継ぎ目を金粉で仕上げる日本の伝統修復技術です。一般的な修理費用は5,000〜30,000円程度ですが、いとをかし購入品は無料で承っています。
Q. どの産地の器を取り扱っていますか?
波佐見焼・有田焼・吉田焼などを中心に、日本各地の産地から器を厳選しています。実際に産地を訪れて職人の手元を見て選んでいるため、品質と作り手の想いが確かな器をお届けしています。
Q. オンラインでも購入・金継ぎ依頼ができますか?
はい、いとをかしはオンラインショップでご購入いただけます。器の購入はもちろん、購入品の金継ぎ修理もオンラインで受け付けています。日本全国へお届けしますので、お気軽にご利用ください。
まとめ
「いとをかし」は、清少納言が愛した「趣がある・心が動かされる」という感性を、現代の食卓へと受け継ぐ和食器セレクトショップです。
元料理人が「料理を引き立てる器」の視点で、波佐見焼・有田焼・吉田焼などの産地を実際に訪れ、職人の手仕事を確かめて選んだ器たち。そして、割れても無料で金継ぎ修理を承る生涯破損保証。これらがいとをかしが選ばれる理由です。
日常の食卓に、本物の手仕事の器を取り入れてみませんか。料理と器が出会う瞬間、きっと「いとをかし」と感じていただけるはずです。
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いとをかし編集部は、元料理人のメンバーを中心に、器と食の関係を深く探求しながら伝統工芸品の魅力を発信しています。
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