ABOUT THIS PIECE
この器について
産地や技法から、合う料理・レシピまで——この一枚のことを、じっくりご紹介します。
白マットの端正な肌にフチサビの鉄色が凛と効いた有田焼の徳利。墨流しの技法が一本ごとに異なる流線を生み、酒器としての静かな存在感を放ちます。
COLUMN / 器の物語
白磁に揺れる墨の線
有田焼は佐賀県有田町で400年以上の歴史を持つ日本磁器の源流。この徳利は型成形で細身のフォルムを作り上げた後、「墨流し」と呼ばれる技法で表面にゆるやかな線模様を施しています。
口縁にはフチサビ(鉄釉)を刷き、白マットの柔らかな質感に引き締めのアクセントを加えました。主張しすぎない佇まいだからこそ、酒の席でさりげなく光る一品です。


PAIRING / 料理との相性
酒と器の静かな対話
直径5cm・高さ14cmのすっきりとした形状は冷酒や常温酒に最適。口径2cmの細口から酒が糸を引くように流れ、盃に注ぐ所作が美しくなります。電子レンジ対応なので、そのまま燗をつけることもできます。
元料理人のひと皿レシピ
材料(2人分):鯛の刺身6切、昆布(5cm角)2枚、酒少々、いぶりがっこ4切、クリームチーズ20g、枝豆(茹で)適量、塩少々
作り方
1. 昆布を酒で拭き、鯛の刺身を挟んでラップに包み冷蔵庫で3時間〆る。いぶりがっこは薄切りにしクリームチーズと重ねる。枝豆は塩を振る。
2. 好みの日本酒をこの徳利に注ぎ、冷蔵庫で冷やしておく。
3. 鯛の昆布〆を引き上げて薄造りにし、酒肴三種とともに皿に盛る。白マットの徳利から盃に酒を注ぎ、静かに一献を楽しむ。
この器のQ&A
電子レンジで燗をつけられますか?
はい、電子レンジ対応ですので日本酒を入れたまま温めていただけます。加熱しすぎにご注意いただき、ぬる燗(40℃前後)を目安に様子を見ながら温めてください。
容量はどのくらいですか?
直径5cm×高さ14cmの細身のフォルムで、一合(180ml)前後が目安です。口径2cmの注ぎ口から少量ずつ注ぐスタイルの徳利です。
この器も生涯破損保証つき。割れても無料で金継ぎ修復します。金継ぎ・保証について →
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