ABOUT THIS PIECE
この器について
産地や技法から、合う料理・レシピまで——この一枚のことを、じっくりご紹介します。
漆黒のザラリとした結晶釉の表面に金彩が走る、有田焼のマグカップ。手に取るたびに感じる鉱物のような質感と、光を受けて煌めく金の対比が、日常に小さな贅沢を届けます。
COLUMN / 器の物語
結晶が纏う金の光
「晶」とは結晶釉のこと。釉薬に含まれる成分が焼成中にゆっくりと結晶化し、表面にザラザラとした独特の手触りと鉱石のような深い質感を生み出します。この結晶の表情は窯の温度や冷却速度によって変わるため、一点ごとに異なる景色が現れます。
その黒い結晶の肌に、金塗りの技法で華やかなアクセントが加えられています。有田焼の金彩は、本焼き後に金を施して再度焼き付ける上絵の技法。佐賀県有田町の職人が一つひとつ仕上げた、重厚感と気品を兼ね備えたマグカップです。


PAIRING / 料理との相性
朝の一杯を特別な所作に
コーヒーを注げば、漆黒の内側にクレマの茶色が映え、いつもの一杯が格上げされます。紅茶やホットチョコレートにもよく合い、おもてなしの場面でも存在感を発揮します。金彩を長く楽しむために電子レンジのご使用はお控えください。
元料理人のひと皿レシピ
材料(2人分): 本くず粉大さじ2、水300ml、黒糖大さじ2、生姜のすりおろし小さじ1、きな粉少々
作り方
1. 小鍋に本くず粉と水を入れてよく溶き、黒糖と生姜のすりおろしを加える。
2. 中火にかけ、木べらで絶えず混ぜながらとろみがつくまで加熱する。透明感が出てしっかりとしたとろみになったら火を止める。
3. 黒と金のマグカップに注ぎ入れ、きな粉をひとふりして供する。器の漆黒にくず湯の琥珀色が浮かび上がり、冬の夜にふさわしい一杯になる。
この器のQ&A
電子レンジは使えますか?
金彩が施されているため、電子レンジはご使用いただけません。食洗機は対応しております。オーブンも非対応です。
表面のザラザラは汚れが付きやすくありませんか?
結晶釉の特性上、表面に凹凸がありますが、磁器ですので吸水性はほとんどありません。食洗機にも対応しておりますので、日常的なお手入れで清潔にお使いいただけます。
この器も生涯破損保証つき。割れても無料で金継ぎ修復します。金継ぎ・保証について →
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