ABOUT THIS PIECE
この器について
産地や技法から、合う料理・レシピまで——この一枚のことを、じっくりご紹介します。
有田の白磁にマット釉を重ねた、絹のような肌合い。光を柔らかく含む白は、どんな飲みものの色も素直に映し出します。朝のカフェタイムから夜のハーブティーまで、一日を通じて手元に置きたいマグです。
COLUMN / 器の物語
白磁の産土、釉の衣
有田焼の原点は、十七世紀初頭に有田の泉山で発見された白磁鉱。以来、白い器肌は有田の代名詞であり続けてきました。このマグは、その伝統的な白磁の魅力をマット釉薬という現代的な手法で再解釈しています。
通常の透明釉とは異なり、マット釉は焼成後に微細な結晶構造を形成し、光沢を抑えたやさしい表面を生み出します。手に取ると「すべすべ」と形容される滑らかさがあり、磁器特有の冷たさを感じさせない不思議な温もりを宿しています。


PAIRING / 料理との相性
白に浮かぶ飲みものの彩り
抹茶ラテの鮮やかな緑、紅茶のルビー色、カフェオレの琥珀。マットな白は飲みものの色彩を忠実に映し、目でも味わう時間を演出します。ゆったりとした口径は両手で包み込むように持てるサイズで、直径12cmの開口部からは香りも豊かに広がります。
元料理人のひと皿レシピ
材料(2人分): かぶ2個、長ねぎ1/2本、だし汁300ml、白味噌大さじ1と1/2、オリーブオイル少々
作り方
1. かぶは皮を剥いて薄切りに、長ねぎは小口切りにする。鍋にだし汁とともに入れ、柔らかくなるまで煮る。
2. 火を止めてハンドブレンダーで滑らかにし、白味噌を溶き入れて弱火でひと煮立ちさせる。
3. 白いマットマグに注ぎ、オリーブオイルをひと回しする。白い器に白味噌の淡い色がとけ込み、冬の朝にふさわしい穏やかな一杯になる。
この器のQ&A
マット釉薬は汚れが染みやすくないですか?
磁器の素地にしっかりと釉薬が掛かっているため、吸水性はほぼありません。コーヒーなどの色素が染み込む心配は少なく、食洗機でのお手入れも可能です。
電子レンジで使えますか?
はい、電子レンジに対応しています。飲みものの温め直しにそのままお使いいただけます。ただしオーブンには非対応ですのでご注意ください。
この器も生涯破損保証つき。割れても無料で金継ぎ修復します。金継ぎ・保証について →
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