ABOUT THIS PIECE
この器について
産地や技法から、合う料理・レシピまで——この一枚のことを、じっくりご紹介します。
金彩の市松が重厚に輝く、型打ちの前菜皿。長さ26cmの細長いフォルムが料理を一列に並べる舞台となり、前菜の盛り合わせを料亭の一皿へと昇華させます。有田焼の技を凝縮した、おもてなしのための器です。
COLUMN / 器の物語
金と市松、有田の粋を纏う
型打ちとは、石膏型に磁器の生地を押し当てて成形する技法で、手びねりにはない精緻な輪郭を生み出します。この前菜皿では染付と赤絵で下地の文様を施したうえに、さらにゴールドを塗り重ね、貫入の繊細なひび模様が景色を添えています。
市松文様は途切れることなく続く模様から「繁栄」の象徴として古くから吉祥とされてきました。有田町の職人が複数の工程を重ねて仕上げるこの一枚は、手に取ると確かな重みと奥行きを感じます。


PAIRING / 料理との相性
一列に並べて魅せる前菜
全長26cmの細長い形状は、刺身の盛り合わせや前菜三種盛りなど、少量多皿の料理を一列に配する場面で真価を発揮します。おせち料理の取り分けや、チーズと果物のアペタイザーにも好相性。金彩が食卓にハレの空気を呼び込みます。
元料理人のひと皿レシピ
材料(2人分): クリームチーズ 40g、味噌 小さじ1、胡瓜 1/2本、塩昆布 ひとつまみ、ごま油 少々、蛸(茹で) 80g、梅肉 小さじ1、大葉 2枚
作り方
1. クリームチーズと味噌を練り混ぜ、小さく丸めて一品目とする。胡瓜を薄切りにし塩昆布とごま油で和えて二品目とする。
2. 蛸を薄切りにし、梅肉と刻んだ大葉で和えて三品目とする。
3. ゴールド市松の前菜皿に、三種を間隔を空けて一列に盛り付け、それぞれの色の対比を愉しむように仕上げる。
この器のQ&A
電子レンジは使用できますか?
ゴールド塗りが施されているため、電子レンジのご使用は推奨しておりません(△表記)。温め直しには別の器をお使いください。食洗機は問題なくお使いいただけます。
重ねて収納できますか?
スタッキング対応ですので重ねて収納できます。ただし重ね過ぎは破損の原因になりますので、3〜4枚程度を目安にしてください。
この器も生涯破損保証つき。割れても無料で金継ぎ修復します。金継ぎ・保証について →
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