ABOUT THIS PIECE
この器について
産地や技法から、合う料理・レシピまで——この一枚のことを、じっくりご紹介します。
粉引きの柔らかな白地に、安南手の染付で太い十草文様がのびやかに描かれた丸皿。直径22.5cmの堂々とした器が、一枚で食卓の主役を張ります。
COLUMN / 器の物語
安南の風を波佐見の土に写す
安南手とは、かつてベトナム(安南)から渡来した陶磁器の意匠を日本で昇華させた技法です。この丸皿では、手挽きと型成型を併用して成形した素地に粉引きを施し、呉須による染付で太十草を描いています。粉引きのやわらかな白が染付の藍をやさしく包み込み、素朴でありながら奥深い色合いが生まれます。
長崎県波佐見町の職人たちは、四百年以上にわたり日用の器を作り続けてきました。安南手の異国情緒と波佐見の実直なものづくりが重なるこの皿は、つるつるとした滑らかな肌触りで、毎日の食卓に気負いなく溶け込みます。


PAIRING / 料理との相性
大皿料理をおおらかに受け止める
直径22.5cm・高さ4cmのゆったりとした寸法は、メインディッシュの盛り付けに最適です。煮物や炒め物をたっぷり盛れば、十草文様が料理の縁からのぞき、食卓に温かみを添えます。パスタやカレーなど洋の料理にも合い、和洋を問わず毎日使える懐の深さがあります。
元料理人のひと皿レシピ
材料(2人分): 牛薄切り肉 150g、じゃがいも 2個、にんじん 1/2本、玉ねぎ 1/2個、醤油 大さじ2、砂糖 大さじ1、みりん 大さじ1、酒 大さじ1、だし汁 200ml、絹さや 4枚
作り方
1. じゃがいも・にんじんは乱切り、玉ねぎはくし切りにする。鍋に油を熱し、牛肉を炒めてから野菜を加えてざっと炒め合わせる。
2. だし汁・酒・砂糖・醤油・みりんを加え、落とし蓋をして中火で15分ほど、じゃがいもが柔らかくなるまで煮る。
3. 火を止めて5分蒸らして味を含ませ、安南太十草の丸皿にこんもりと盛り、茹でた絹さやを彩りに散らす。
この器のQ&A
日常使いに向いていますか?
食洗機・電子レンジ対応で、毎日お使いいただけます。オーブンには対応しておりませんので、温め直しは電子レンジをご利用ください。
重さはどのくらいですか?
約575gです。22.5cmの丸皿としては標準的な重さで、片手でも無理なく扱えます。スタッキングも可能なので、収納もしやすい設計です。
この器も生涯破損保証つき。割れても無料で金継ぎ修復します。金継ぎ・保証について →
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