ABOUT THIS PIECE
この器について
産地や技法から、合う料理・レシピまで——この一枚のことを、じっくりご紹介します。
呉須の深い藍が格子模様となって器全体を包む、波佐見焼の茶碗です。職人が一筆ずつ手描きした線の揺らぎに、量産品にはない温もりが宿ります。毎日手に取るものだからこそ、丁寧な手仕事を感じられる一碗を。
COLUMN / 器の物語
藍の格子に宿る手仕事
呉須(ごす)は、磁器の染付に用いられるコバルト系の顔料です。長崎県波佐見町では400年以上にわたり、この呉須を使った染付の技術が受け継がれてきました。格子文様は日本の伝統的な幾何学模様の中でも最も端正なもののひとつです。
職人は型成型で整えた素地に、筆で一本一本線を引いていきます。手描きゆえに生まれるわずかな線の太さの違いや、交差部分の呉須の溜まりが、この茶碗だけの表情をつくり出します。釉薬をかけて本焼きすると、呉須は鮮やかな藍色に発色し、つるりとした磁器肌の上で格子が浮かび上がります。


PAIRING / 料理との相性
白米が映える藍の碗
炊きたての白いご飯を盛れば、藍の格子が凛とした額縁のように米粒を引き立てます。直径7.5cm・高さ8cmのやや深めの形状は、お茶漬けや汁気のある丼ものにも安心。食洗機・電子レンジ対応なので、忙しい日の朝食にも気兼ねなくお使いいただけます。
元料理人のひと皿レシピ
材料(2人分):鯛の刺身6切れ、ご飯 茶碗2杯分、出汁 300ml、白ごま 小さじ2、三つ葉 適量、わさび 少々、醤油 小さじ2
作り方
1. 鯛の刺身に醤油をさっとまぶし、5分ほど置く。
2. 出汁を温め、白ごまを加える。
3. 茶碗にご飯を盛り、鯛の刺身をのせて熱い出汁を注ぎ、三つ葉とわさびをあしらう。藍の格子模様の上で、鯛の淡い桃色と三つ葉の緑が映える一杯に。
この器のQ&A
食洗機や電子レンジは使えますか?
はい、どちらもお使いいただけます。磁器製で吸水性がないため、日常的に食洗機で洗っても問題ありません。ただしオーブンには対応しておりませんのでご注意ください。
サイズ感はどのくらいですか?
直径7.5cm×高さ8cmと、やや小ぶりで深さのあるフォルムです。お子さまや少食の方の飯碗としてはもちろん、スープ碗や小鉢としてもお使いいただけます。スタッキング可能なので収納にも困りません。
この器も生涯破損保証つき。割れても無料で金継ぎ修復します。金継ぎ・保証について →
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