ABOUT THIS PIECE
この器について
産地や技法から、合う料理・レシピまで——この一枚のことを、じっくりご紹介します。
余計な装飾を一切削ぎ落とした、白磁の多様鉢。直径19cm、深さ5cmの懐の広い形は、煮物から麺類、サラダまで一枚で何役もこなします。波佐見の磁器ならではの透き通るような白が、盛り付けた料理の色をそのまま引き受けてくれる器です。
COLUMN / 器の物語
白の静謐、磁器の矜持
波佐見焼の歴史は、17世紀初頭に朝鮮半島から伝わった磁器づくりに遡ります。良質な天草陶石を原料に、高温で焼き締められた磁器は、陶器と比べて吸水性がほぼなく、匂い移りや変色に強い実用性の高い素材です。
この多様鉢は型成型により均整の取れたフォルムに仕上げられ、つるりとした肌触りが心地よい一枚です。無地の白磁は、料理人にとっていわば「白いキャンバス」。和食にも洋食にも寄り添い、食材そのものの彩りを最も誠実に伝えてくれます。


PAIRING / 料理との相性
和洋を選ばない懐の深さ
肉じゃがや筑前煮といった汁気のある和の煮物から、パスタやグリーンサラダまで、ジャンルを問わず盛り付けられる万能鉢です。19cmという絶妙なサイズは一人前のメイン皿としてちょうどよく、来客時の取り鉢としても上品にまとまります。磁器なので目止め不要、食洗機もそのまま使えて日常づかいに最適です。
元料理人のひと皿レシピ
材料(2人分): 木綿豆腐…1丁、片栗粉…適量、大根…5cm、めんつゆ(3倍濃縮)…大さじ2、水…150ml、おろし生姜…少々、万能ねぎ…2本、揚げ油…適量
作り方
1. 豆腐を水切りして4等分に切り、片栗粉を全面にまぶす。170℃の油できつね色になるまで揚げる。
2. 大根をすりおろして軽く水気を切る。鍋にめんつゆと水を合わせて温め、大根おろしを加えてひと煮立ちさせる。
3. 白磁の多様鉢に揚げたての豆腐を並べ、みぞれあんをたっぷりかけ、おろし生姜と小口切りの万能ねぎを添えて供する。
この器のQ&A
磁器なので目止めは不要ですか?
はい、不要です。磁器は陶器と異なり吸水性がほぼないため、目止めなしでそのままお使いいただけます。届いたら軽く洗うだけですぐにご使用いただけます。
オーブン料理に使えますか?
オーブンには対応しておりません。食洗機と電子レンジはお使いいただけますので、温め直しや日々のお手入れは手軽に行えます。
この器も生涯破損保証つき。割れても無料で金継ぎ修復します。金継ぎ・保証について →
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