ABOUT THIS PIECE
この器について
産地や技法から、合う料理・レシピまで——この一枚のことを、じっくりご紹介します。
呉須の染付で描かれた富士山が、手のひらの中にそっと現れる盃。波佐見焼のつるりとした磁肌に映える藍と白のコントラストが、祝いの席にも普段の晩酌にも華を添えます。
COLUMN / 器の物語
掌のなかに霊峰を仰ぐ
長崎県波佐見町は、400年の歴史を持つ磁器の産地です。この盃には、染付と呼ばれる技法で富士山の姿が描かれています。染付とは、素焼きの生地に呉須と呼ばれるコバルト顔料で絵付けし、透明釉をかけて本焼きする伝統技法。釉薬の下に閉じ込められた藍は、色褪せることなく長く美しさを保ちます。
わずか40gという軽さも波佐見焼の特徴のひとつ。日用の器として暮らしに寄り添うことを大切にしてきた産地だからこそ、毎日手に取りたくなる軽やかさが実現しています。富士の図柄は縁起物としても喜ばれ、贈り物にも最適な一品です。


PAIRING / 料理との相性
祝いの卓にも晩酌にも映える
日本酒を注ぐと、富士山の染付が液面の向こうにうっすらと透けて見え、風情ある一杯になります。正月や祝い事の席にはもちろん、日々の食卓でぐい呑みとして使っても粋です。軽さわずか40g、手に馴染むサイズ感で何杯でも軽やかに盃を重ねられます。
元料理人のひと皿レシピ
材料(2人分): 鯛の刺身100g、昆布(10cm角)2枚、酒大さじ1、塩少々、わさび適量
作り方
1. 昆布の表面を酒で湿らせ、塩をごく薄くふった鯛の刺身を昆布で挟み、ラップに包んで冷蔵庫で2時間寝かせる。
2. 昆布から外した鯛を一口大に切り、わさびを添える。
3. 富士山の絵柄が見えるように盃へ二切れずつ盛り、卓に運ぶ。日本酒を別の盃に注いで合わせれば、粋な晩酌の完成。
この器のQ&A
電子レンジで温めても大丈夫ですか?
電子レンジは使用可能です。ただし温めた直後に急冷するとヒビ割れの原因になりますのでご注意ください。オーブンには対応しておりません。
重ねて収納できますか?
スタッキング対応ですので重ねて収納できます。ただし重ね過ぎると破損や転倒の恐れがありますので、3〜4個程度を目安にしてください。
この器も生涯破損保証つき。割れても無料で金継ぎ修復します。金継ぎ・保証について →
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