ABOUT THIS PIECE
この器について
産地や技法から、合う料理・レシピまで——この一枚のことを、じっくりご紹介します。
唐津の風合いを受け継ぐまだら模様が、素朴でありながら奥深い表情を見せる波佐見焼のマグカップ。シリーズ最軽量の230g、ふだんの一杯をさりげなく上質にする一客です。
COLUMN / 器の物語
土と釉の偶然に出会う
波佐見町の工房で、ろくろを使い一客ずつ手挽きされるマグカップです。粉引の白い化粧土を施した上に、釉薬のかかり具合が唐津焼特有のまだら模様を生みます。鉄分を含んだ土が焼成の中で変化し、温かみのある褐色と白のグラデーションが現れます。
同じ手順で作っても、窯の温度や釉薬の流れで一つずつ異なる景色になるのがこの器の醍醐味です。230gという手に軽い仕上がりは、毎朝・毎晩、気負わず使える日常の道具であることを物語っています。


PAIRING / 料理との相性
軽さがつくる、毎日の習慣
緑茶やほうじ茶を気軽に淹れる、日常の湯呑み代わりとして最適です。ザラリとした器肌は手に馴染みやすく、温かい飲みものの熱をやさしく伝えます。和菓子と合わせて、午後のひとときにもよく似合います。
元料理人のひと皿レシピ
材料(2人分): 葛粉大さじ1、水300ml、はちみつ大さじ1、柚子果汁小さじ2、柚子皮(すりおろし)少々
作り方
1. 葛粉を分量の水のうち大さじ3で溶いておく。残りの水を小鍋で温める。
2. 鍋が沸く手前で溶いた葛粉を少しずつ加えながら木べらで手早く混ぜ、とろみがついて透明感が出るまで弱火で練る。火を止めてはちみつと柚子果汁を加え混ぜる。
3. まだら唐津のマグカップに注ぎ入れ、柚子皮をあしらって温かいうちに供する。
この器のQ&A
同じシリーズの他の柄と大きさは同じですか?
はい、シリーズ共通で直径8cm×高さ9.5cmです。ただし手挽きのため若干の個体差がございます。重さは仕上げにより異なり、本品は230gです。
使い始めに何か準備は必要ですか?
陶器のため、初めてお使いになる前に目止めをおすすめします。米のとぎ汁で15〜20分煮沸し、冷まして洗い、十分に乾燥させてからお使いください。シミや匂い移りを防げます。
この器も生涯破損保証つき。割れても無料で金継ぎ修復します。金継ぎ・保証について →
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